[山小説]「単独行者(アラインゲンガー) 新・加藤文太郎伝」(山と溪谷社/谷甲州)単独行者(アラインゲンガー)新・加藤文太郎伝谷 甲州 山と渓谷社 2010-09-16売り上げランキング : 1104Amazonで詳しく見る by G-Tools加藤文太郎と言えば、新田次郎の『…
彼はなぜ、単独行(ひとり)を選んだのか――。 昭和初期、案内人(ガイド)を連れて行なう登山が一般的だった当時、加藤文太 郎は、ひとりで冬の北アルプスを駆け巡り、数々の画期的な記録を残した。 彼が遭難したときには、新聞で「国宝的山の猛者、槍で遭難」と…
見逃していましたが、『別冊 乱 昭和』という漫画誌に『K』が再録されています。 隔月刊で、現在Vol.2まで出ています。 「山岳救助物語」と銘打っているあたり、『岳』を意識しているのかもしれません。 内容比較はしていませんが、単行本の作品と変わってい…
12月9日発売の『イブニング』で連載開始。 →http://kc.kodansha.co.jp/content/top.php/KA00000238 現代ヒマラヤに残った名峰としてはほぼ唯一の未踏峰、マチャプチャレ。ネパール政府からは入山禁止されているこの山を、無許可で登頂した男――ジアン。初登頂…
「還るべき場所」で全て出し切った、と思われた笹本稜平ですが、さらなる山岳小説を繰り出してくる模様。 「ダ・ヴィンチ」1月号によると、2009年秋頃刊行予定とのこと。 現在(2008年12月号〜)、「小説NON」で連載されているものですね。 これは期待せずに…
第8巻は、11月28日刊行予定。 →小学館コミック刊行予定 徐々にパワーダウンしている感も否めませんが……。一度長編も読んでみたい気がします。
11月5日刊行予定 『サバイバル登山家』第2弾です。 日本海から上高地までの北アルプス単独縦走を軸に、サバイバルの方法論から思想まで。 http://www.chikumashobo.co.jp/comingbook/ 期待の一冊です。 サバイバル登山家
最近、刊行予告ばかりで申し訳ありません。 ずいぶん前の話で恐縮ですが、『還るべき場所』(笹本稜平)は、近年の純粋山岳小説の収穫でした。山岳描写はもちろんすばらしいのですが、会社会長の神津のキャラクターが抜群でした。ああいう本がもっと出て欲し…
→【amazon】 フリークライミングはもっとも孤独なスポーツの一つだろう。しかし、これほど「自分は一人ではない」と感じさせるスポーツも他にない。 岩本空(いわもと・そら)はフリークライマー。世界各地を転戦して大会に出場し、ヨセミテなどでフリークラ…
漫画版『孤高の人』第3巻は、9月19日発売予定。 →集英社 物語が迷走しているように感じます。 連載では、ラストスパートに入っているような雰囲気ですが…。 先が読めないという意味では相変わらずで、よく言えば引きが強い作品なのですが。 孤高の人 3 (3) …
→【amazon】 →山と溪谷社 9月1日発売予定。 『山と溪谷』07年4月号から08年3月号に掲載された「生還」「誤解」「捜索」に、書き下ろし「英雄」を追加して単行本化。 『聖域』(東京創元社)に続く、山岳小説単行本ですね。
最近、すっかり更新できなくなっていますが、新刊紹介だけでも。
→【amazon】 DVD付きの技術解説ムック。 クライミングが一般に普及していくのはわるいことではないと思うけれど、安全とか基本的なマナーだけは知った上で楽しんでほしいと思います。 労山の『登山時報』に菊地敏之氏が、「ボーリング感覚でボルダリングに行…
『別冊文藝春秋』で連載された山岳小説。単行本が6月20日発売予定。 →e-hon スケールの大きな冒険小説で定評のある笹本稜平氏の新境地。登攀中に恋人を遭難で失った主人公・矢代翔平。過去の悲しみを乗り越えるため、登山ツアーのガイドとして「悲劇の現場」…
→【amazon】 →東京創元社 何年も待たされましたが、ようやく刊行されました。 短編、中編は発表されていましたが、山岳小説の長編は初めてですね。 「渾身の山岳推理」という惹句に手が震えました。
第7巻は、6月30日刊行予定。 →小学館:コミック マンガ大賞関連では、『山と溪谷』6月号にもコメント付きの記事が出ています。
2007年11月18日にBSハイビジョンで放送された、ハイビジョン特集「白夜の大岩壁に挑む〜クライマー山野井夫妻〜」が、5月23日にDVDで発売されます。 08年1月7日に地上波で放送された「夫婦で挑んだ白夜の大岩壁」とは別バージョンです。 私は、地上波でしか…
マンガ大賞効果なのか、やたらにアクセス数がアップして、しかも「石塚真一 プロフィール」という検索ワードで来られる方が多いようなので、手元の資料からプロフィールをピックアップしてみます。(おもに『山と溪谷』07年11月号のインタビュー記事から) …
岳 6 (6) (ビッグコミックス)石塚 真一 小学館 2008-01-30by G-Tools第1回マンガ大賞受賞だそうです! http://www.mangataisho.com/ マンガ大賞とは 同賞は、「『このマンガは面白い』と言える公共的な賞をつくる」ことを目的に創設。07年1月1日〜12月31日の…
随分待たされましたが、ようやく山岳長編推理小説の単行本が出そうです。 4月発売予定。 http://www.tsogen.co.jp/np/detail.do?goods_id=3831
「山と溪谷」で連載されていましたが、こちらも3月号で連載終了。 夏頃単行本化の予定。
「別冊文藝春秋」で連載されていましたが、3月号にて完結。 後日単行本化とのこと。
加藤文太郎つながりなので、ついでに。 「山と溪谷」4月号からの新連載です。 初回は別冊付録。「孤高の人」(漫画じゃなくて新田次郎の小説の方)とは違い、史実に基づいたフィクションになると思われます。
漫画版「孤高の人」4月18日に第一巻発売予定です。 http://comics-news.shueisha.co.jp/common/shinkan/index2.html#yjump 先週号から、原作者が鍋田吉郎から郄野洋に変わりました。 話の展開もなんだか違う方向に行きそうな感じ。 どうなるのでしょうか。
すみません。すっかり更新が滞っていました。 とりあえずお知らせだけ並べます。
吹雪の山小屋を舞台にしたサスペンス漫画が、文庫化されました。 山小屋の中の心理戦がメインなので、山そのものがメインではありませんが、話は面白いです。未読の方はぜひ。
「オトナファミ」という雑誌の「実写化してほしい漫画ランキング」で1位になっていました。 たしかに見てみたい気もしますが、本気で山岳ロケをしてくれないと、ものすごく陳腐なものになりそうで怖いです。 むしろアニメの方がいいようにも思いますが。
→http://shop.kodansha.jp/bc/books/kpb/ 1月16日に文庫版が発売予定。 これも、近年の山小説では名作の一品。 著者がクレタ島の山をトレッキングしたエッセイ『エーゲ海の頂に立つ』(『クレタ、神々の山へ』の改題)も、最近文庫化されました。 →灰色の北…
→【amazon】 スポーツ小説名作集ですが、このなかの石原慎太郎『北壁』が山小説。 初出は、『新潮』1956年6月号。のちに二見書房から「山岳名著シリーズ『北壁』」としてまとめられました。 同書には、「北壁」「谷川」「それだけの世界」「失われた道標」 …
年末恒例「このミス」の「私の隠し玉」コーナーから山関係をピックアップ。 ・大倉崇裕「山岳捜査官シリーズ」(「山と溪谷」連載)の単行本が夏前(の予定)。 ・大倉崇裕「山岳長編ミステリー」の単行本。(「本格ミステリベスト10」によると、3月刊行予定…