「単独行者(アラインゲンガー) 新・加藤文太郎伝」(谷甲州/山と溪谷)

加藤文太郎つながりなので、ついでに。
「山と溪谷」4月号からの新連載です。
初回は別冊付録。「孤高の人」(漫画じゃなくて新田次郎の小説の方)とは違い、史実に基づいたフィクションになると思われます。

「孤高の人」(坂本眞一/ヤングジャンプ)

漫画版「孤高の人」4月18日に第一巻発売予定です。
http://comics-news.shueisha.co.jp/common/shinkan/index2.html#yjump
先週号から、原作者が鍋田吉郎から郄野洋に変わりました。
話の展開もなんだか違う方向に行きそうな感じ。
どうなるのでしょうか。

「告白 コンフェッション」(講談社漫画文庫/福本信行:原作、かわぐちかいじ:作画)

告白―コンフェッション (講談社漫画文庫 か 3-27)
吹雪の山小屋を舞台にしたサスペンス漫画が、文庫化されました。
山小屋の中の心理戦がメインなので、山そのものがメインではありませんが、話は面白いです。未読の方はぜひ。

「岳」(小学館/石塚真一)

岳 5 (5) (ビッグコミックス)
オトナファミ」という雑誌の「実写化してほしい漫画ランキング」で1位になっていました。
たしかに見てみたい気もしますが、本気で山岳ロケをしてくれないと、ものすごく陳腐なものになりそうで怖いです。
むしろアニメの方がいいようにも思いますが。

「灰色の北壁」(講談社文庫/真保裕一)

http://shop.kodansha.jp/bc/books/kpb/
1月16日に文庫版が発売予定。
これも、近年の山小説では名作の一品。
著者がクレタ島の山をトレッキングしたエッセイ『エーゲ海の頂に立つ』(『クレタ、神々の山へ』の改題)も、最近文庫化されました。
灰色の北壁感想


灰色の北壁
灰色の北壁


エーゲ海の頂に立つ (集英社文庫 し 38-4)
エーゲ海の頂に立つ (集英社文庫 し 38-4)