2005-07-01から1ヶ月間の記事一覧

山と溪谷社新刊情報

8月の刊行予定が発表されました。 クライミング関連と思われる本は、 「永遠の未踏峰」 「全図解登山者のセルフレスキュー」 「ネパールピークハントトレック ベスト50コース」 というところでしょうか。 詳細は、発売され次第お伝えします。 →山と溪谷社

「百の谷、雪の嶺」(新潮社/沢木耕太郎)

山野井夫妻を描いたノンフィクション。 7月に雑誌(「新潮」8月号)発表されたばかりなのに、もう9月には単行本刊行だそうです。 この早さには、ちょっと驚きです。 深夜特急BBS(→http://www.air4u.jp/me/yybbs.cgi?(7/12付投稿))によると、沢木氏は、秋…

「Tarzan」(No.447/マガジンハウス)

「Jungle Talk」のコーナーで小山田大が取りあげられています。 「The Wheel of life」の話から始まり、クライミングを始めたきっかけ、そして今後の目標などにも触れています。 4ページという短いなかで、内容はよくまとまっていると思います。 トレーニン…

「山岳地形と読図」(山と溪谷社/平塚晶人)

→【bk1】/【amazon】 登山技術全書シリーズ第8巻 ※私自身が編集などに関わった本の紹介です(文章は書いていません)。 昨日の前置きの続きですが、本題はここからなので、昨日の分を読み飛ばしても、とくに問題はありません。本書を手に取ったら、まずはオ…

「山岳地形と読図」(山と溪谷社/平塚晶人)

→【bk1】/【amazon】 登山技術全書シリーズ第8巻 ※私自身が編集などに関わった本の紹介です。まずは、長い前置きから。学生のとき、ワンゲルに所属して、ヤブ山をメインに活動していた。 ヤブ山とは、地図に登山道のマークがないような場所を、無理やりかき…

「新日本山岳誌」(ナカニシヤ出版/日本山岳会 編)

→【bk1】(予約) 10月中旬発売予定。定価:18,900円(税込)。 日本山岳会創立100周年を記念して、全国の岳人に送る今世紀最大・最新の山岳事典。北は国後・択捉から、南は南西諸島まで4000山を網羅。写真や地図をふんだんに使った登路図の解説から…

「登頂八〇〇〇メートル」(山と溪谷社/谷山宏典)

→【bk1】/【amazon】 明治大学山岳部十四座完登の軌跡 1970年、植村直己のエベレスト登頂に始まり、2003年の南壁からのアンナプルナ登頂まで、明治大学山岳部および炉辺会(OB会)が成し遂げたヒマラヤ8000m峰全14座の完全登頂ドキュメント。 →山と溪谷社

7月末から8月の予定

TV

「所さんの目がテン」(日本テレビ系列) 7月31日(日)7:00〜7:30 南米アンデスのコトパクシに登るシーンがあるようです。 「あの人に会いたい」(NHK教育) 7月31日(日)19:45〜55 植村直己 「地球ドラマティック」(NHK教育) 8月17日(水)19:00〜45 「…

「欣ちゃんの山一辺倒」(アテネ書房/山森欣一)

→【bk1】/【amazon】 欣ちゃんの山一辺倒山森 欣一著 日本ヒマラヤ協会に専従し、インド、パキスタン、ネパール、中国などのヒマラヤ地域に25回遠征した著者が、その半生を振り返る。 →アテネ書房

「遠き雪嶺」(角川文庫/谷甲州)

9月24日上下巻で発売予定。 →角川文庫(上)/(下) 立ちはだかる北壁、吹雪の山頂ーー。世界初のヒマラヤ登攀を目指した日本人。栄光の頂上までの壮絶な人間ドラマ。実話に基づいた山岳小説の長編傑作! 2002年に単行本が発売されましたが、文庫化されるよ…

山屋のための万博案内

2005年愛知万博(愛・地球博)のテーマは「自然の叡智」。 自然と人間の共生を謳っています。 万博自体、根本的にさまざまな問題を抱えていますが、テーマに沿った展示が多いのも事実。それは、環境問題であったり、希少生物の保護であったりします。 実際行…

「オンサイト!」(週刊モーニング/尾瀬あきら)

今週号では、ジャパンカップでリン・ヒルと平山裕示(ユージ)が登場。 今後、現実とどこまでリンクしていくことになるのでしょうか。 傑作の予感がしてきます。 中途半端に終わらず、長期連載となることを切望。 8月23日第1巻発売予定です。 →【amazon】(…

「山で死んではいけない」(山と溪谷社)

→【bk1】/【amazon】 遭難しないための安全登山100のポイント 全国遭難発生ポイントマップ、遭難原因別分析、遭難事例などが載っていますが、「遭難しないために読んでおきたい五十冊」という遭難関連本紹介ページを書きました。 もし良ければ読んでやってく…

「四度目のエベレスト」(小学館文庫/村口徳行)

→【bk1】/【amazon】 高所カメラマンを職業としてきた著者が見た「エベレストの真実」。 エベレストにノーマルルートから登る、というのは、現在ではよほど特別な付加価値がないかぎり、スポンサーもつかないくらいあふれたものになってしまった。沢木耕太郎…

「百の谷、雪の嶺」(新潮2005年8月号/沢木耕太郎)

沢木耕太郎と山野井泰史が雑誌(週刊現代)で対談したのが、去年の4月(発売号)のことだった。あれから1年と数ヶ月。さらに取材を重ね、沢木が山野井の登攀を文章にした。 と、読む前は、てっきり山野井泰史の話だとばかり思っていたのだが、これは、むしろ…

「百の谷、雪の嶺」(新潮2005年8月号/沢木耕太郎)

沢木耕太郎の描く山野井泰史。ついに出ました。 430枚。 読み応えありすぎ。これでもう、充分単行本になりそうな量です。 メインはギャチュンカン。でも、二人のそれまでの軌跡も織り交ぜつつ物語は進みます。 じっくり読みたいので、感想は明日(か、明後日…

「フリークライミング」(山と溪谷社/北山真編)

→【bk1】/【amazon】 ヤマケイテクニカルブック登山技術全書第7巻 著者は、新井裕己、北山真、杉野保。 6月18日付で、本書の間違いについてはお知らせしましたが、 JFAのサイトに訂正後の図版が掲載されましたので、再度リンクしておきます。 メールで正誤表…

「日本百名山地図帳」(山と溪谷社)

→【bk1】/【amazon】日本百名山地図帳山と渓谷社百名山のガイドブックなのですが、「テーマ地図」という企画ページがあって、そこに「山岳小説の舞台となった山」という項目があります。 結構、マニアックな本を選択していて、この本を取りあげるか、とうな…

「縁人」(日本テレビ系列)

TV

昨日書いた、平山ユージが出演する『7月3日に日本テレビ系で放送される番組』というのは、「縁人」であることが判明。 23時26分〜30分という短い番組です。 エルニーニョのビレイヤーとしての杉野保を「縁人」(トップランナーの裏方となるかけがえのない存…