2006-04-01から1ヶ月間の記事一覧

「ボルダリング1stブック」(スキージャーナル/小山田大)

→【bk1】/【amazon】 DVDがメインなのでしょうか。そっちは見ていないので判らないのですが、あくまでも「ファーストブック」である、という印象を受けました。 ごくごく基本的な部分をじっくり解説しています。 とくにホールドの持ち方、使い方は、人工壁と…

「雪崩路(なだれみち)」(三一書房/篠崎博)

→【bk1】/【amazon】 読み終わりました。 クライマックスに入り、登攀描写が濃くなるほど、意味不明度合いも濃くなって、登場人物たちが、何をしたいんだか、何をしてるんだか、さっぱり判らなくなりました。 次々に人が死んでいくのですが、なんの感傷もも…

「雪崩路(なだれみち)」(三一書房/篠崎博)

→【amazon】 氷雪のカラコルムK2に、 霧のアンデス最奥チュルパ峰に 男たちは意志を綴り、 女たちは愛を織る。 シナリオ界の重鎮が書いた山岳小説の傑作! 壮大な山岳叙事詩(タペストリ) 氷塊(セラック)が切り立ち、 クレヴァスが深淵を開く「墳墓の山(…

「イカロスの山」(講談社/塀内夏子)

→【bk1】/【amazon】 第2巻が5月23日発売。 続けて、第3巻が6月23日発売。 この2ヶ月連続発売の意味するところはなんでしょうか。 単純に考えると、3巻で完結、ということになるのですが。 『モーニング』の連載も、紆余曲折ありつつ、いよいよ未踏峰に向け…

「世界ふしぎ発見!」(TBS系列)

TV

5月7日(土)21:00-21:54 ネパールのエベレストトレッキングを取りあげるようです。エベレスト街道からベースキャンプまで行くのでしょうか。詳細不明。 →http://www.tbs.co.jp/f-hakken/

「川に死体のある風景」(東京創元社)

→【amazon】(予約) 5月27日発売予定。 雑誌『ミステリーズ!』に連載された競作ミステリのアンソロジーですが、その中に、大倉崇裕『捜索者』という山岳ミステリが含まれています。 →http://www.tsogen.co.jp/np/detail.do?goods_id=3543

「白き高峰の殺意」(1 2 POCKET NOVELS/森村誠一)

→【amazon】すでに何度か文庫化されていますが、新装版でノベルズになりました。山を舞台にした短編集で、収録されている作品は、『死導標』などとかぶっている部分も多いです。 森村誠一独特の山岳“ドロドロ”ミステリーがお好きな方はどうぞ。人間不信に陥…

「乱歩賞作家 赤の謎」(講談社)

→【amazon】 2004年4月に単行本が発売されたものの文庫化。 乱歩賞作家によるアンソロジーですが、真保裕一『黒部の羆』が収録されています。『黒部の羆』だけが目当てなら、真保裕一の山岳小説集『灰色の北壁』にも収録されているので、こちらの方がおすす…

「BRUTUS 5月1日号」(マガジンハウス)

写真とデザインを見て楽しむ、という感じでしょうか。 個人的には、「山小屋カウブックス100冊コレクション」の本のセレクトが興味深かったです。あと、最終ページ「山と経験」の「マッターホルンに見るスイス観。」とか。 →BRUTUS ONLINE

「ヒマラヤ百高峰」(平凡社/藤田弘基)

→【amazon】 標高7000mを超える氷雪の山々 7000m超級の100の山を立て続けに見せつけてくれます。 圧倒的な迫力で、眺めているだけでおなかいっぱいです。未踏峰も山ほどあるんだろうなと思います。

「叶うことならお百度参り」(文藝春秋/渡辺一枝)

→【amazon】 チベット聖山巡礼行 18年間続けた保母を辞め、念願のチベット行きを果たして19年。聖山巡礼を中心に、人々や風景を温かい眼で描いた紀行エッセイ →文藝春秋

「いま生きているという冒険」(理論社/石川直樹)

→【amazon】 「よりみちパン!セ」シリーズの一冊。 子どもにも判りやすい書き方で、著者のこれまでの人生・冒険・旅が綴られています。やってることの幅が広すぎるので、それぞれについての踏み込みは浅くなってしまいますが、写真も多く、読んでいると、旅…

更新が遅れ気味で、ネタとしては、くさりかけているものもありますが、ご容赦ください。

「冒険の科学-森」(ほるぷ出版/ピーター・D・ライリー)

→【bk1】/【amazon】 もしも森で迷子になったらどうする? 水や食料を手に入れる方法、方位の探しかたなど、生きのびるための方法を紹介。あらゆる環境で生きぬくための科学的知識を紹介し、さらに簡単な実験をもりこんだ科学読み物シリーズ。 子ども向けの…

「『日本百名山』と日本人」(金曜日/本多勝一)

→【bk1】/【amazon】貧困なる精神T集 『週刊金曜日』などに掲載された文章から、山関係のものを集めています。 ・なぜエベレストに登りたいか ・“そこにやまがあるから”登るという正規の大誤訳 ・登山家の死と定向進化論 ・探検記は人類に何を残せるか など。

「山−西洋人のアンソロジー」(英宝社/笹本長敬 編訳注)

→【bk1】/【amazon】 山好きと読書好きに送る山のアンソロジー 山は昔からキリスト教修道士や軍の司令官、無邪気な旅行者、科学者、勇猛果敢な登山家らの挑戦を受け、画家や詩人、物語作家などの想像力を刺激した。 →英宝社 古典ギリシア人のホメロス、ヘロ…

「奥多摩駐在物語」(講談社/笹本稜平)

→【amazon】「小説現代」2006年4月号の第6回「春風が去って」で最終回。 そのうち、まとめて単行本化、と思われますが、時期などは不明です。

「クライム」(角川春樹事務所/樋口明雄)

3月31日、無事脱稿されたようです。 今春発売、には間に合いそうにないですが、それほど遠くないうちに(夏くらい?)、読めるのではないでしょうか。 →樋口明雄の『晴耕雨書』: 脱稿の日は雪見酒

「日本の登山家が愛したルート50」(東京新聞出版局/岳人編集部編)

→【bk1】/【amazon】『岳人』に連載されていた「マイフェイバリットルート」の単行本化。 それぞれに思い入れのあるルートが書かれているので、読んでいると、登りたくなってきます。 個人的には、フリーのショートルートよりも冬期アルパインクライミングに…

いろいろあって、更新が滞っています。ここ2-3週間分をまとめて。