2005-10-01から1ヶ月間の記事一覧

「オンサイト!」(週刊モーニング/尾瀬あきら)

前回、久々にぐっと来た、という感想を書いて、話が盛り上がってきたな、と思ったのですが、今回(第17話)で、「第一部・完」になってしまいました。 かなり、ショック……。 事実上の打ち切り、ということでなければいいのですが。 「第一部・完」という名目…

「目で見る日本登山史」(山と溪谷社)

(その1) →【bk1】/【amazon】 内容はあまりにも膨大かつ多岐にわたるため、一言ではとても説明しきれません。 とりあえず、ファーストインプレッションと概要を。 山と溪谷社創立75年記念出版。 「目で見る日本登山史」と別巻「日本登山史年表」の二分冊…

「遠き雪嶺」(角川文庫/谷甲州)

→【amazon】(上)/(下) 2002年に単行本で発売された山岳小説が文庫になりました。 実際にあった戦前のヒマラヤ登山の事実をもとにしたフィクションです。 そのときの感想を引用しておきます。 昭和十一年。ヒマラヤの処女峰ナンダ・コートを目指した日本…

「夢をあきらめない」(チクマ秀版社/チームホンダ編)

→【bk1】/【amazon】 人は時に信じられないことができるもの。60歳になって大怪我、そして4cmも短くなった片方の足でエベレストの8000mまで登ったなんて…。エベレスト登山に挑戦したチームホンダの挑戦を、日録データと日記で辿る。 2005年5月31日…

「黒部の太陽」

「調布ゆかりの会社の映画上映会」で上映されるようです。 再上映もされない、DVD化もされない“幻の映画”。 ぜひ見に行きたいところなのですが、平日なので無理ですね。 残念。 上映日:2005年10月24日(月) 入場:無料(先着順、定員あり) 幻の超大作! …

「凍」(新潮社/沢木耕太郎)

→【bk1】/【amazon】 YOMIURI ONLINE(読売新聞)に著者インタビューがでていました。 ・山野井氏がボクシング好きで、沢木氏の読者だった。 ・2003年2月にギャチュンカンの入院中のお見舞いで初対面。 「書こうというスイッチがカチッと入った」のは、夫妻…

「岳-みんなの山-」(ビッグコミックオリジナル増刊号/石塚真一)

今回は人間ドラマが中心。 見どころは、懸垂下降中に三歩が走り出すというシーン。 これで、墜落していく登山者に追いついたら、「それはあり得ないだろう」となるのですが、間に合わずに墜ちてしまうというところが、なかなか。 そのあたりの、リアリティと…

「オンサイト!」(週刊モーニング/尾瀬あきら)

舜が登らなくなって、ここ数話は、かなり物語が停滞していました。 このままだらだら続くのか、と懸念していましたが、今週の第16話でやってくれました。 初めてのコンペ出場の話に久々にぐっと来ました。 登る麻耶の一手一手の緊張感。それを見守る舜の姿。…

「登山家・山野井泰史講演会 『新たなる挑戦』」

「山と溪谷」11月号からの情報です。 ポタラ峰(プタラ峰?)の話も聞けることでしょう。 できれば私も足を運びたいと思っています。 10月29日(土)19時〜 所沢市民文化センターミューズ・キューブホール 西武新宿線・航空公園駅下車 入場料1000円(身体障…

「文藝春秋11月臨時増刊号 特別版」(文藝春秋)

「一冊の本が人生を変える」というテーマ。 「私を変えた一冊、支えた一冊」の特集で、田部井淳子が「極限状況から生還した人々」のタイトルで、「空へ」「デスゾーン」をあげています。 →文藝春秋 空へ―エヴェレストの悲劇はなぜ起きたかデス・ゾーン8848M―…

「凍」(新潮社/沢木耕太郎)

→【bk1】/【amazon】 今後、書評はたくさん出るでしょうが、出版元からのものを紹介。 →生きることの、真実の一端(中村文則・作家) →ギャチュンカンからの生還(神長幹雄・山と溪谷社刊『垂直の記憶』担当編集者)

「クライム」(角川春樹事務所/樋口明雄)

著者のブログによると、発刊が来年にずれ込む模様。 山岳冒険小説〈クライム〉は亀足で進めているが、このまま順調に加速していって秋を越した頃に脱稿にこぎつけ、年末近くに出しても営業上不利との担当の判断で、来年春の出版となった。 とのこと。 クオリ…