2005-08-01から1ヶ月間の記事一覧

「ヤマケイJOY 2005秋号」(山と溪谷社)

本の紹介コーナーで「岳」が取りあげられ、著者の石塚真一氏のインタビューも出ています。 『このまんがで描きたいのは、いろんなひとにもっともっと山に行ってほしいこと。山っていいなぁって感じてほしいこと。なかでも、若者たちに、もっと山に入ってほし…

「山小屋の灯」(ジェネオン エンタテインメント/手塚治虫)

「手塚治虫カラー秘蔵作品集」収録。 →【bk1】/【amazon】 山小屋で吹雪きを凌いでいたケン一君たちのところへ別のスキー客が流れてきた。彼らは残り少ないまきをどんどん燃やしてしまう。スキーさえも燃やしてしまうのだった。雪に覆われていた山小屋であっ…

「絶壁の死角」(新潮文庫/クリントン・マッキンジ−)

→【bk1】/【amazon】 ワイオミング州ララミーで女子大生が強姦され殺害された。すぐにヤク中の兄弟が容疑者として逮捕される。現場には兄弟の指紋など十分な証拠が残され、彼らが犯人であると誰もが確信していた。折りしも、バーンズ捜査官は女性クライマー…

「クライム」(角川春樹事務所/樋口明雄)

著者のブログに詳細が出ていました。 この秋刊行予定の長編山岳冒険小説。 期待しています。 →樋口明雄の『晴耕雨書』:酒は仕事の潤滑油

「運命を分けたザイル」

DVD

→【amazon】(20%OFF) 本編は、とりあえず置いておいて、映像特典の紹介をしておきます。(映像特典:約62分) ●メイキング・イン・アンデス 監督が本編について語るシーンと、本編映像が多く、実際のメイキング的な映像は少ない。 アンデスでの撮影は、シ…

「決定版 ネパールピークハントトレックベスト53コース」(山と溪谷社/石原裕一郎)

→【bk1】/【amazon】 ネパールのトレッキングピークを中心としたガイドブック。 はっきり言って、今まで、トレッキングピークに関して、日本語によるまとまった書籍がなかったのが、不思議なくらいである。 ほとんどの人が、Bill O'Connorの「The Trekking P…

「サンクチュアリ」(日本テレビ系列)

TV

9月5日(月)24:50-25:20 小山田大出演確定 本人のブログで告知されました。 8月25日に収録があったようです。 →dai's diary | テレビ出演

9月の予定

TV

「にっぽん再発見」(NHK) 9月3日(土)10:00-11:00 霊峰に生きる立山連峰 「黒部幻の滝」(NHK) 9月4日(日)16:30-17:00 たぶん2004年1月に放送されたものの再放送 →志水哲也 写真事務所 「日本百名山 立山」(NHK) 9月4日(日)23:10-24:30 NHKアーカイブ…

「オンサイト!(1)」(講談社/尾瀬あきら)

→【bk1】/【amazon】 オンサイト! 1 (1) 1993年、東京からから長野県の山間の町、綾部に大村麻耶が引っ越してきたことから物語は始まる。小学校6年生(11歳)の麻耶は、新しい環境にとまどい、また両親の不仲などの問題を抱え、何事にも消極的で引っ込み思案…

「富士山殺人事件」(講談社文庫/吉村達也)

→【bk1】/【amazon】 なぜ日本一高い場所で殺人は起きたのか? 夏の終わりの土曜日、捜査一課の志垣警部は、部下の和久井とともに富士登山に挑んだ。雲海をはるか眼下に臨む七合目の山小屋で御来光を拝んでいた頃、山頂では殺人事件が起きていた!さらに同日…

「小説すばる2005年9月号」(集英社)

「いくつもの旅」という特集で、森絵都が「屋久島ジュウソウ」という宮ノ浦岳に登ったエッセイを書いています。ドタバタ旅日記という感じですが、彼女にとって、この宮之浦岳登山が、初めての山登りだったようです。 森絵都といえば、かつて「別冊宝島 森絵…

「岳-みんなの山-」(ビッグコミックオリジナル2005年9月増刊号/石塚真一)

今回は、三歩の過去の話。帽子の「岳」の由来。 悲しい話で、三歩が泣いてもいいところなのに、その話を聞いた久美の方が泣いてしまう、という演出が効いています。 →ビッグコミックオリジナル増刊号 →「岳」第1巻【amazon】

「永遠の未踏峰」(山と溪谷社/渡辺由輝)

→【bk1】/【amazon】 「人はなぜ山に登るのか――」という、登山家や登山愛好者にとっては永遠のテーマに、正面から取り組んだ労作。著者は登山を能、歌舞伎などの古典芸能や西欧の演劇などと同等の奥深さを有する「文化的事象」と考え、登山の側面だけでなく…

「凍」(新潮社/沢木耕太郎)

「百の谷、雪の嶺」のタイトルが変更になった模様。 発売日は、9月28日か29日。価格1785円(税込)。 amazonで予約開始しています。 で、どう読めばよいのでしょうか。「こごえ」?「とう」? →【amazon】(予約) →e-hon →新潮社 新刊速報

「山と私の対話」(みすず書房/志水哲也 編)

→【bk1】/【amazon】 「ソロクライマー」と「アーティスト」のエッセイ集。 「ソロクライマー」の執筆者は、 山野井泰史、遠藤甲太、菊地敏之、田中幹也、中嶋正宏、鈴木謙造 と豪華。じっくり読んでみたいです。 すでに亡くなっている中嶋正宏、鈴木謙造の…

夏休みは、北アルプス縦走(親不知〜焼岳)していました。 いまさらな情報もありますが、ここ2週間分をまとめて更新します。

お知らせ

夏休みのため、当サイトの更新がしばらく止まります。 再開は22日くらいを予定していますが、未定です。よろしくお願いします。

「富士山レーダー 巨大台風から日本を守れ」(宙出版/高岩ヨシヒロ)

コミック版プロジェクトX。 9月21日新装版刊行予定。 すでに、「書籍版(ハードカバー)」「廉価版(コンビニ版)」「ジュニア版」とさまざまな判型で出ています(『富士山レーダー』についてはジュニア版は未刊ですが)。 今度はミッシィコミックスの新装版…

ちくま文庫復刊セールアンケート

ちくま文庫が創刊20周年記念で、「復刊アンケート」を行っています。 →http://www.chikumashobo.co.jp/top/fukkan/ 「品切れ本全点リスト」から山関連書籍をピックアップすると、以下の6点が見つかりました。(見落としがあるかもしれませんが。) 105 山を…

「百の谷、雪の嶺」(新潮2005年8月号/沢木耕太郎)

雑誌に掲載されてほぼ1ヶ月が経ち、9月の単行本化も発表されました。 ここらで、ネット上の感想をまとめてみました。 沢木耕太郎だから読んだという<沢木サイド> 山野井泰史だから読んだという<山野井サイド> <新聞書評> の3つに分けました。 (分類は…

「ジャンキー・ジャンクション」(早川文庫/谷甲州)

96年に単行本が発売されましたが、9月下旬に文庫化されるようです。 →早川書房9月刊行予定 謎めいたヒマラヤ登山に挑むクライマーたちが、過酷な状況で遭遇した幻想と狂気の物語 なんというか、山岳幻想小説? 刊行時に読んだはずなのですが、内容をあまり覚…

登山技術全書シリーズ(山と溪谷社)

7月に「山岳地形と読図」「山岳気象入門」が発売されたことで、第1期配本(?)は終了。次回配本は、2006年春以降となります。 なにぶん、来年のことなので、著者も内容も変更の可能性がありますが、一応ラインナップを確認しておきます。 (「山岳地形と読…