2006-06-01から1ヶ月間の記事一覧

「DIME 2006年7月4日号」(小学館)

発売から1週間も経っているので、いまさらな感は否めませんが…。 「閃きの人」というインタビューコーナーで山野井泰史が取りあげられています。 「頭脳派ビジネスマン養成講座」「達人たちの発想法」がテーマのシリーズらしく、今回は主にクライミング中の…

「サバイバル登山家」(みすず書房/服部文祥)

→【bk1】/【amazon】 (山歩きではない)個人の登山記録が一冊の本として出版されるのはずいぶん久しぶりな感じがする。「欣ちゃんの山一辺倒」(山森欣一)、「絶対に死なない」(加藤幸彦)があって、その前は「垂直の記憶」(山野井泰史)になるのだろう…

「レスキューウイングス」(メディアファクトリー/トミイ大塚)

→【bk1】/【amazon】 航空自衛隊救難隊を舞台にした漫画。 ここまで山関係のレスキューシーンはありませんでしたが、第10話(RESCUE10)「雪雲の中」から雪山遭難救助の話に入りました。第2巻に収録されているのは第11話「雪山」までで、このエピソードはま…

「イカロスの山(第3巻)」(講談社/塀内夏子)

→【bk1】/【amazon】 2ヶ月連続刊行の第3巻。 連続刊行の真意は深読みしすぎだったようです。 この巻で完結することはありませんでした。 前半部はまだドロドロの人間ドラマを引きずってますが、未踏峰へのアタックが始まる後半からは、ようやく面白くなって…

「クライム」(角川春樹事務所/樋口明雄)

7月25日に発売が決定した模様。 長編山岳冒険小説、いよいよですね。楽しみです。 →これからでる本 - 株式会社 角川春樹事務所

「クライマーズ・ハイ」(文春文庫/横山秀夫)

→【bk1】/【amazon】 文庫版を読み終わりました。 「単なる『文庫落ち』にならぬよう、時間の許す限り手を入れて出すつもり」 と言っていたわりに、ほとんど変わってませんでした。 細かく見れば、言い回しの変更など字句の修正はありましたが、『マークスの…

「イカロスの山」(講談社/塀内夏子)

→【bk1】/【amazon】 今週の「モーニング」に「おわび」が出ていました。 「第2巻第1刷におきまして、編集部の手違いにより、一部原稿に誤りがありました。作者の塀内夏子氏が本誌掲載時の原稿に加筆、修正を加えられましたが、修正前の状態のまま、刊行され…

「川に死体のある風景」(東京創元社/アンソロジー)

→【bk1】/【amazon】 作家六人による連作アンソロジーですが、その中に 「捜索者」(大倉崇裕) が含まれています。 以前、「ミステリーズ!」vol.9に掲載されたときの感想は、こちらから。 雑誌掲載原稿と比べて、細かい部分で修正が入っています。 ・ザッ…

「最新アルパインクライミング」(東京新聞出版局/菊地敏之)

→【bk1】/【amazon】 4年前に出版された『最新クライミング技術』の続編。 前著は技術がメインだったが、今回は技術よりもむしろ理論を主としているように感じられた。 とくに「アルパインクライミング概説」には、しびれた。 気になった部分を2、3引用し…