2005-05-01から1ヶ月間の記事一覧

「ザイルに導かれて」(あるむ/石岡繁雄)

→【bk1】/【amazon】 ザイルに導かれて石岡 繁雄 自身が折々に向き合っていた様々な事項について、登山家、物理学徒、市民として考え行動した結果を関連する資料とともにまとめる。著者の生涯の仕事の契機となったナイロンザイル事件、望遠鏡の製作と天体撮…

「二人のアキラ、美枝子の山」(文藝春秋/平塚晶人)

→【bk1】/【amazon】2004年7月刊 松濤明と奥山章の二人のアキラ。そして、その二人と深い関わりを持つ女性、美枝子を通じて、戦後の登山史を見る。 まず目を引くのが、著者である平塚氏と美枝子さんの往復書簡で、全編が構成されているということ。美枝子の…

「齢負い比丘尼」(SFマガジン2005年7月号/谷甲州)

→【amazon】 山岳伝奇シリーズ《霊峰の門》の第二話。 第一話と同じく、山岳色より伝奇色の方が強い感じがします。 こういうのはまとめて読まないと、わけが分からなくなりそう。 第三話は2005年10月号「熊野忍び衆」の予定です。 →第一話の感想

「フリークライミング」(山と溪谷社/北山真編)

→【bk1】/【amazon】 ヤマケイテクニカルブック登山技術全書第7巻 著者は、新井裕己、北山真、杉野保。 すべてを熟読したわけではないが、全体的なファーストインプレッションを。 目次 第1章:基本編 第2章:用具編 第3章:技術編 第4章:ムーヴ編 第5章:…

「フリークライミング」(山と溪谷社/北山真編)

ヤマケイテクニカルブック登山技術全書第7巻 書店に並んでました。オンライン書店での取り扱いはまだのようです。 詳細については後日。 同時刊行は、「縦走登山」(登山技術全書第2巻/山田哲哉)です。 一応、表紙が確認できるセブンアンドワイへリンクし…

「オンサイト!」(週刊モーニング/尾瀬あきら)

連載開始以来、何となく地味な展開が続いていましたが、今週発売の第6話で、ようやく本格的なクライミングが始まりました。 今回は、クライミングを始めて一番最初に壁を登れたときの喜び、爽快感、達成感なんかがよく出ていて、とても面白かったです。自分…

「奇跡の6日間」(小学館/アーロン・ラルストン、中谷和男)

→【bk1】/【amazon】 スポーツマンで登山家でもあるアーロン・ラルストンは、詳しい行き先を誰にも告げることなくユタ州の渓谷を訪れた。そして、先史時代の岩面線画を見るために、ほとんど人の訪れないスロットキャニオンを懸垂下降していった。 あとわずか…

「奇跡の6日間」(小学館/アーロン・ラルストン、中谷和男)

→【bk1】(未入荷)/【amazon】 アウトドアに熱中し冒険好きな若者アーロンは、砂岩がえぐられてできた深く狭いキャニオンで、落石に右腕を挟まれ動けなくなる。ほとんど陽射しも届かない地底に閉じこめられ、食料も水もなく自分の尿を飲みながら5日間、つい…

「プロジェクトXベストセレクションDVD」(ヴィジョネア)

DVD

2005年5月19日第2期発売予定。 「厳冬 黒四ダムに挑む 〜断崖絶壁の輸送作戦〜」を含む3タイトル。 ケータイパスワード方式による廉価版DVD。ソフトを600円で購入すると、1週間視聴することができ、それ以降1話300円で1週間延長視聴が可能、というシステム。…

「北壁に舞う」(コロムビアミュージック)

DVD

2005年6月22日発売予定 →【amazon】(予約) 世界三大北壁と言われるマッターホルン(四四七八メートル)、アイガー(三九七○メートル)、グランドジョラス(四二○八メートル)の中で、最も困難なグランドジョラス北壁を単独登はんに成功した長谷川恒男の壮挙を描…

「日本アルプス殺人事件」(中公文庫/森村誠一)

→【bk1】/【amazon】 北アルプス・槍ヶ岳の観光開発事業をめぐり、激しい受注競争を繰り広げる若手エリート、国井戸・村越・弓場の三人。彼らは事業の監督官庁の門脇局長の娘・美紀子にも接近し、その愛を射止めようと競うライバル同士でもあった。そして彼…

「岳書縦走」(ナカニシヤ出版/雁部貞夫)

「新アララギ」の選者・編集者で岳人でもある著者が執筆した、内外の著名な「山の本」130篇の書評・解説を集大成した書誌文化誌。 3月発行のはずなのに、書店でほとんど見かけません。茗溪堂にはあるようなのですが。 出版社のページでも「もうすぐ出る本」…

連休分をまとめて。