「冒険にでよう」(岩波ジュニア新書/椎名誠)

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山ではありませんが。
椎名誠の子どもの頃から、これまでの「冒険」の軌跡。
このレーベルで、このタイトルが出たことに意味があるような気がします。
未開の地ははなくなった、といわれて久しいですが、視点を変えれば、冒険はまだまだ可能なわけで。

 敦煌,インド,マゼラン海峡パタゴニア,シベリア,楼蘭,ラプラタ川.憧れの辺境の地を訪れる喜び,死と隣り合わせになる危険,生きることの意味を考えさせられる貴重な体験が,つぎからつぎへと出てきます.オモシロ・ハラハラの体験記を存分に楽しんでください.

岩波ジュニア新書編集部