「日本百名山地図帳」(山と溪谷社)

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百名山のガイドブックなのですが、「テーマ地図」という企画ページがあって、そこに「山岳小説の舞台となった山」という項目があります。
結構、マニアックな本を選択していて、この本を取りあげるか、とうならされるところも。
最近の作品から、絶版本でほとんど入手困難なものも含まれています。
そこで、この紹介ページを誰が書いたのか、と執筆者が気になり、記載を探しましたが見あたらず。


山岳小説のマニアックな資料といえば、「バーチャル・クライマー」。
早速、家で見てみたら、ほとんどの内容は、そのサイトそっくりでした。
とくに、「過去の山岳小説の文学賞受賞・受賞候補作品」なんて、そのまんま。
では、このページはGAMOさん(バーチャル・クライマー管理人)が書いているのか、と思いましたが、その名前はやっぱり見つけられず。


山岳文学、山岳ミステリーなどのジャンル分けも、バーチャル・クライマーのジャンル分けに準じています。
紹介文はさすがにサイトの文章そのまま、というわけではないですが、文章としては一言だけなので、執筆者が絶版山岳小説を本当に読んだかどうかは、微妙なところ。
GAMOさんが書いたけど、執筆者が見つけにくいところにあって、私が探せないだけ、と信じたいのですが……。


ちなみに、「テーマ地図」には、「日本のビッグウォール」という項目もあって、これまたマイナーな、「忘れられた岩壁」的なところが多く紹介されています。こっちは、資料として、「日本のクラシックルート」が挙げられてます。
バーチャル・クライマー


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追記
GAMOさんにメールで直接確認してみました。
それによると、少なくとも、GAMOさんはこの本に携わってはいないようです。
文学賞の受賞歴は、調べれば同じところに行き着くことになるでしょうし、ジャンル分けも偶然一致する、という可能性もあるので、結局どうなのか、と言うのは、何とも断言はしづらいですが……。