「岳」(小学館/石塚真一)

マンガ大賞効果なのか、やたらにアクセス数がアップして、しかも「石塚真一 プロフィール」という検索ワードで来られる方が多いようなので、手元の資料からプロフィールをピックアップしてみます。(おもに『山と溪谷』07年11月号のインタビュー記事から)
ここは公式サイトではないので、間違っていてもご容赦ください。


石塚真一(いしづか・しんいち)
1971年、茨城県生まれ。22〜27歳まで米国に留学し、気象について学ぶ。帰国後、会社員を経て、28歳の時に漫画家に転身。2001年、「This First Step」で第49回小学館新人コミック大賞一般部門入選。
ビッグコミックオリジナル』2003年19号に「岳 みんなの山」初掲載。その後、『ビッグコミックオリジナル増刊号』にて連載。本誌にて不定期連載、月一回連載ののち、毎号連載となる。現在、コミックスは第6巻まで発売中。
2005年には『ビッグコミックオリジナル』で、「東京チェックイン」という外国人向け旅館の人情物語を描いていたが、いつの間にかフェードアウト。未単行本化。何話まで掲載されたのか不明(第7話までか?)。
※第1話「?」、第2話「?」、第3話「食」、第4話「会社」、第5話「職人」、第6話「母」、第7話「祈り」。
2008年、第一回マンガ大賞受賞。


アメリカに行くまで登山をしたことはなく、留学中に山登りを覚え、アイスクライミングやロッククライミングもたしなむ。初めてアメリカ人と山に登ったとき、彼らの山との関わりに共感して、なんかこれなら楽しめるな、と思った。
「このまんがで描きたいのは、いろんなひとにもっともっと山に行ってほしいこと。山っていいなぁって感じてほしいこと。なかでも、若者たちに、もっと山に入ってほしいと思ってこの漫画を描いているのです」(『ヤマケイJOY』05年秋号より)


とりあえず、以上。