「駐在刑事」(講談社/笹本稜平)

小説現代」で連載されていた「奥多摩駐在物語」シリーズがついに単行本化。
とばしとばしでしか読んでいないので、ここでまとめてちゃんと読みたいところです。
7月27日発売予定。


以下は、講談社メールマガジンからの転載。

スケールの大きい謀略小説などで人気の笹本氏が趣向を変えて奥多摩を舞台に描く連作短編。警視庁捜査一課の花形刑事だった江波淳史は1年前の取調べ中に自殺した女性への罪の意識から、駐在への異動を希望する。
青梅警察署水根駐在所の所長となった江波は、駐在所の仕事と山里の暮らしにも馴れ、休日の山歩きを趣味とする。東京の最高峰・石尾根を歩く江波の携帯に旅館の主人から、女性客が山に登って戻らない、という連絡が入る。江波は登山の途中で悲鳴のような音を聞いたことを思い出す──。『終わりのない悲鳴』など6編の連作短編集。