「岳(第4巻)」(小学館/石塚真一)

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岳 4 (4)


オリジナル本誌でも連載が開始されて、刊行ペースが速まりました。
本誌では連続もの、増刊号では読み切り、というスタイルっぽいです。
この巻も粒ぞろい。
「択一」での三歩の過去、「山の番人」での「良く頑張った」、「再生」の「平和祈念像」のポーズ、「ケルン」の「デカイ」、「命力」の執念……。
それぞれ、何度読み返しても、そのシーンになるたびに、こみ上げてくるものがあります。
ただ、「警鐘」はいくらなんでも三歩がスーパーマン過ぎる気がしますが…。
それはそれで、三歩が“漫画的に”かっこいいので、許せますけどね。


補足
p118「単独登坂」は「登攀」の間違いですね。
p184では「登ハン機」と、「攀」については逃げてますが、「機」ではなく「器」でしょうね。でも普通は、「アッセンダー」か「登高器」と言うと思いますが。