「灰色の北壁」(講談社/真保裕一)
→【bk1】/【amazon】
真保裕一ほどの作家となると、どんなジャンルを書いても「この作者だから」読む、という人がいます。
今回の「灰色の北壁」に含まれる三編の山岳小説は、用語解説などもほとんどなく、緻密な山岳描写となっています。「カラビナ」とか「ハーケン」とかがふつうに出てくる世界なのですが、果たして、山を知らない人にとって、こういう小説はどう映るのでしょうか。
気になったので、ネットで検索して、感想を書いているサイトをまとめてみました。
以下、順不同で片端からリンクします。(一部、感想にネタバレを含むものもあるのでご注意ください)
◆みけねこ日記 〜映画と、本と、美味しいものと♪
◆Sanya's Note
◆PRIVATE EYES
◆椰子の実通信
◆MIYUKI's ROSE Garden -Review3/24
◆この本が面白い!
◆Bar STARDUST
◆MOONGLOW
◆平穏無事な日々を漂う〜漂泊旦那の日記〜
◆ひとり言
◆Yomiuri On-Line 本よみうり堂
◆SannkeiWeb読書(北上次郎)
内容については、おおむね好評のようです。専門用語はあまりに気にならないみたいですね。
そういう自分自身も、全く知らない業界に関する小説を読むとき、細かい用語よりも、ストーリーを重視するので、そういうものかもしれないな、と思いました。
感想リストは、今後余裕があれば、追加するかもしれません。