2005-08-20から1日間の記事一覧

「富士山殺人事件」(講談社文庫/吉村達也)

→【bk1】/【amazon】 なぜ日本一高い場所で殺人は起きたのか? 夏の終わりの土曜日、捜査一課の志垣警部は、部下の和久井とともに富士登山に挑んだ。雲海をはるか眼下に臨む七合目の山小屋で御来光を拝んでいた頃、山頂では殺人事件が起きていた!さらに同日…

「小説すばる2005年9月号」(集英社)

「いくつもの旅」という特集で、森絵都が「屋久島ジュウソウ」という宮ノ浦岳に登ったエッセイを書いています。ドタバタ旅日記という感じですが、彼女にとって、この宮之浦岳登山が、初めての山登りだったようです。 森絵都といえば、かつて「別冊宝島 森絵…

「岳-みんなの山-」(ビッグコミックオリジナル2005年9月増刊号/石塚真一)

今回は、三歩の過去の話。帽子の「岳」の由来。 悲しい話で、三歩が泣いてもいいところなのに、その話を聞いた久美の方が泣いてしまう、という演出が効いています。 →ビッグコミックオリジナル増刊号 →「岳」第1巻【amazon】

「永遠の未踏峰」(山と溪谷社/渡辺由輝)

→【bk1】/【amazon】 「人はなぜ山に登るのか――」という、登山家や登山愛好者にとっては永遠のテーマに、正面から取り組んだ労作。著者は登山を能、歌舞伎などの古典芸能や西欧の演劇などと同等の奥深さを有する「文化的事象」と考え、登山の側面だけでなく…

「凍」(新潮社/沢木耕太郎)

「百の谷、雪の嶺」のタイトルが変更になった模様。 発売日は、9月28日か29日。価格1785円(税込)。 amazonで予約開始しています。 で、どう読めばよいのでしょうか。「こごえ」?「とう」? →【amazon】(予約) →e-hon →新潮社 新刊速報

「山と私の対話」(みすず書房/志水哲也 編)

→【bk1】/【amazon】 「ソロクライマー」と「アーティスト」のエッセイ集。 「ソロクライマー」の執筆者は、 山野井泰史、遠藤甲太、菊地敏之、田中幹也、中嶋正宏、鈴木謙造 と豪華。じっくり読んでみたいです。 すでに亡くなっている中嶋正宏、鈴木謙造の…

夏休みは、北アルプス縦走(親不知〜焼岳)していました。 いまさらな情報もありますが、ここ2週間分をまとめて更新します。