前回、久々にぐっと来た、という感想を書いて、話が盛り上がってきたな、と思ったのですが、今回（第17話）で、「第一部・完」になってしまいました。 かなり、ショック……。 事実上の打ち切り、ということでなければいいのですが。 「第一部・完」という名目…

今回は人間ドラマが中心。 見どころは、懸垂下降中に三歩が走り出すというシーン。 これで、墜落していく登山者に追いついたら、「それはあり得ないだろう」となるのですが、間に合わずに墜ちてしまうというところが、なかなか。 そのあたりの、リアリティと…

舜が登らなくなって、ここ数話は、かなり物語が停滞していました。 このままだらだら続くのか、と懸念していましたが、今週の第16話でやってくれました。 初めてのコンペ出場の話に久々にぐっと来ました。 登る麻耶の一手一手の緊張感。それを見守る舜の姿。…

→【bk1】/【amazon】 山ではないのですが、一応。 伊能忠敬（実測による日本地図）、白瀬矗（南極探検）、大黒屋光太夫（シベリア、ロシア横断）の話が冒険に近いでしょうか。 その他、二宮忠八（有人動力飛行）、青木昆陽（サツマイモ）、濱口梧陵（安政大…

「手塚治虫カラー秘蔵作品集」収録。 →【bk1】/【amazon】 山小屋で吹雪きを凌いでいたケン一君たちのところへ別のスキー客が流れてきた。彼らは残り少ないまきをどんどん燃やしてしまう。スキーさえも燃やしてしまうのだった。雪に覆われていた山小屋であっ…

→【bk1】/【amazon】 オンサイト! 1 (1) 1993年、東京からから長野県の山間の町、綾部に大村麻耶が引っ越してきたことから物語は始まる。小学校6年生（11歳）の麻耶は、新しい環境にとまどい、また両親の不仲などの問題を抱え、何事にも消極的で引っ込み思案…

今回は、三歩の過去の話。帽子の「岳」の由来。 悲しい話で、三歩が泣いてもいいところなのに、その話を聞いた久美の方が泣いてしまう、という演出が効いています。 →ビッグコミックオリジナル増刊号 →「岳」第1巻【amazon】

コミック版プロジェクトX。 9月21日新装版刊行予定。 すでに、「書籍版（ハードカバー）」「廉価版（コンビニ版）」「ジュニア版」とさまざまな判型で出ています（『富士山レーダー』についてはジュニア版は未刊ですが）。 今度はミッシィコミックスの新装版…

今週号では、ジャパンカップでリン・ヒルと平山裕示（ユージ）が登場。 今後、現実とどこまでリンクしていくことになるのでしょうか。 傑作の予感がしてきます。 中途半端に終わらず、長期連載となることを切望。 8月23日第1巻発売予定です。 →【amazon】（…

週刊モーニングで隔週連載中のクライミング漫画。 8月23日第1巻発売予定。540円。 →講談社BOOK倶楽部「2005年8月期発売予定」 ゲレンデで岩を登り始めてから、ストーリーがテンポアップして面白くなってきました。 クライミングだけではなく、裏テーマには在…

月刊コミックフラッパー2005年7月号から新連載。 航空自衛隊小松基地航空救難団所属の女性パイロットの活躍を描くレスキュー漫画。 第一話は、大雪で閉じこめられた山奥の村に、自衛隊ヘリが救助に向かう、と言う話。 主人公のイズミは、これが初任務（ミッ…

連載開始以来、何となく地味な展開が続いていましたが、今週発売の第6話で、ようやく本格的なクライミングが始まりました。 今回は、クライミングを始めて一番最初に壁を登れたときの喜び、爽快感、達成感なんかがよく出ていて、とても面白かったです。自分…

→【bk1】/【amazon】 岳 １山岳遭難救助ボランティアの三歩が、北アルプスの山で救助活動を行う話。 傑作。 一話一話で完結しており、短い中に内容が凝縮され、クオリティは高い。 遭難事故が起こり、三歩が出てきて、（生死はあるが）救助して終わり、とい…

→【amazon】（予約） →ビッグコミックオリジナル増刊号 単行本第1集は4月26日発売。 それを記念して、ビッグコミックオリジナル5月増刊号は巻頭カラー。 雪の常念岳で起きた二つの遭難。 哀しみと優しさが心に染み渡る。 あいかわらず巧いです。 第1集のコピ…

直木賞、山本周五郎賞をダブル受賞した「邂逅の森」の漫画化。 クライミングではありませんが、マタギがテーマとなっています。 4月12日発売のNo.9から連載開始。 →ヤングチャンピオン

本日発売のモーニングNo.14から新連載。 1993年長野の山あいの村に引越してきた11歳の麻耶。両親の不仲、新しい学校での不慣れな生活。そこで出会った舜という少年。それがすべての始まりだった。 という第１話。 第１話にはクライミングシーンはほとんどな…

3月3日発売のモーニング14号から連載開始。 「最も峻烈なクライミング・ロマン」とのこと。 山漫画は、山岳レスキューもの（「山靴よ疾走れ」「岳-みんなの山-」「プロジェクトX 魔の山大遭難」）が続いていたので、純粋なクライミングをテーマにするとした…

待望の単行本第１集が4月末発売決定！ 3月増刊号ではなんと滝谷でアイスクライミングをしています。 トップの落氷によりセカンドが負傷。ヘリが近づけないので、主人公が救助のために滝谷を登る、という話。 クライミング描写もかなりリアルでgood。ただ、最…

→【bk1】/【amazon】こちらは以前発売されていたもののジュニア版。 断崖絶壁に巨大ダムをつくれ！！ 史上最大の難工事！黒四ダム建設。 しかも7年の間にダムを完成あっせなければならない。 「やらなきゃならん！」ダム屋一筋30年の男、 中村精（くわし）と…

→【bk1】/【amazon】NHK「プロジェクトX」のコミック版です。 行こう！山頂で助けを待つ人がいる 滑落、雪崩、凍死・・・・・・。 過去、多くの登山者が命を落とした魔の山・剱岳。 35年前、記録的な豪雪が、 15人パーティー81人の登山者たちをのみ込んだ。 …

→【amazon】 NHK「プロジェクトX」のコミック版。 「ハンディバージョン」として、コンビニ売りの廉価版が出ていました。 元の単行本が1050円なのに対して、これは380円とお買い得。 ちなみに12月25日発売予定の「ジュニア版」の方は、ふりがながついたりQ＆…

→【bk1】/【amazon】 「神々の山嶺」「K」の谷口ジロー最新短編集。1994年-2004年にかけてビッグコミック系漫画雑誌に掲載された作品をまとめてある。6つの短編のうち「凍土の旅人」「白い荒野へ」「山へ」の3作が山を舞台にしており、「貝寄風島」「海へ還…

12月25日発売予定。 こちらは、2003年6月に四六版で出版されましたが、「ジュニア版 まんがプロジェクトX」として再出版される模様。 →宙（おおぞら）出版｜刊行予定 →NHKプロジェクトX「厳冬 黒四ダムに挑む」〜断崖絶壁の輸送作戦〜 旧版 →【bk1】/【amazo…

NHK「プロジェクトX」のコミック版です。 12月24日発売予定。 昭和38年北アルプス薬師岳における愛知大学山岳部の遭難事件から始まる、富山県山岳警備隊のお話。 →宙（おおぞら）出版｜刊行予定 →NHKプロジェクトX「魔の山大遭難」〜決死の救出劇〜 原作単行…

→【amazon】（品切れ）言わずと知れた山漫画の代表作。 2004年7月にアイランド・コミックスPrimo版として出版されていたのを、すっかり見落としており、今日古本屋で初めて見つけて知りました。 いわゆる“コンビニコミック”（表紙カバーのない廉価版漫画）バ…

・NHK「プロジェクトX」のコミック版です。 2003年6月に四六版で出版されましたが、おそらく普及版として再出版される模様。 →宙（おおぞら）出版 このページにはまだ掲載されていませんが、 太洋社コミック発売一覧にて、12月9日発売380円となっています。 …

・現在発売中のビッグコミックオリジナル増刊号に第6回が掲載。 毎回きっちり感動させてくれて、クオリティは高いです。 山岳救助が題材ですが、単に助かってよかったね、と言うだけでなく、ちゃんと現実を見据えているのが良いです。 →ビッグコミックオリジ…

→【bk1】/【amazon】 ・8月に単行本として出ていました。 ・雑誌掲載の4月4日付けでも紹介しましたが、No.38「春山は科学を招くよ」で山に登っています。 ・内容は、まあアレなのですが……。

・ヤマケイJOY2004年秋号に掲載。 ・鎌田洋次は、「カモシカ」→【bk1】/【amazon】、「THE BIG WALL（ビッグ・ウォール）」→【amazon】の著者ですね。 ・29歳の女性看護師が、北アルプスの（架空の）山小屋「おおぞら小屋」に宿泊した一夜の物語。 ・読み切…

・漫画で描く、海外登山ツアーの手記。 ・「普通の登山者が海外登山ツアーに参加した体験を手記にした。ふつうの海外登山ツアーの様子が知りたい人に最適。」 とのことですが、こちらも未確認。地方出版なので、一般書店では手に入りにくいかも。 →夢工房 →…