技術書

「尾川智子のボルダリングBasic」

→【amazon】 DVD付きの技術解説ムック。 クライミングが一般に普及していくのはわるいことではないと思うけれど、安全とか基本的なマナーだけは知った上で楽しんでほしいと思います。 労山の『登山時報』に菊地敏之氏が、「ボーリング感覚でボルダリングに行…

「セルフレスキュー」(山と溪谷社/渡邊輝男)

→【amazon】 登山技術全書シリーズの第11巻。 そもそも山岳レスキュー技術が書かれている本が、いままでほとんど存在していなかった。 日本アルパインガイド協会のマニュアル(→こちら)はあったが、市販されているものではなかったし、『全図解レスキューテ…

「アルパインクライミング」(山と溪谷社/保科雅則)

→【amazon】 谷川岳、穂高、剱岳などのバリエーションルートを登るためのテクニックを解説。基本技術編、人工登攀などを含めた応用技術編、冬季登攀編、そしてアイスクライミング編の4部からなり、オールシーズン、さまざまなシチュエーションに応じたクラ…

「山岳遭難の構図 すべての事故には理由がある」(東京新聞出版局/青山千彰)

→【bk1】/【amazon】 データ重視で、山岳遭難事故の原因に迫る、というのはいままでにない新たなアプローチで興味深い。 根本的な問題として、山岳遭難に関するちゃんとした集計データがどこにも存在していないので、著者の苦労が忍ばれる。警察庁のデータも…

「山岳遭難の構図 すべての事故には理由がある」(東京新聞出版局/青山千彰)

→【bk1】/【amazon】 木漏れ日の山路にも、厳しい雪稜にも、事故は一様に待ち構えている。ヒューマンエラー、道迷い事故、加齢問題など、さまざまな山岳遭難要因に着目し、事故防止策を提言。山岳遭対関係者、山岳団体のリーダー諸氏必読の一冊。 「岳人」の…

「実戦!オールラウンドクライミング」(東京新聞出版局/廣川健太郎)

→【bk1】/【amazon】索引がなくて、どうにも検索しづらいので、とりあえず、掲載ルートリストを作りました。帯を写しただけなので、ジャンルはバラバラです。 よく見ると、粗い写真が多いですね。存在意義の不明な写真も多いし……。 槍ヶ岳北鎌尾根 黒部川赤…

「実戦!オールラウンドクライミング」(東京新聞出版局/廣川健太郎)

→【bk1】/【amazon】 アルパインもフリーもゲレンデもアイスも沢も雪稜もクラックも、ごたまぜのガイド&技術書。 とにかくまぜこぜで、どこになにがあるのかパッと見て探せない構成になっているのが残念。せめて、ジャンル別のルート図索引くらいは欲しいと…

「最新アルパインクライミング」(東京新聞出版局/菊地敏之)

→【bk1】/【amazon】 4年前に出版された『最新クライミング技術』の続編。 前著は技術がメインだったが、今回は技術よりもむしろ理論を主としているように感じられた。 とくに「アルパインクライミング概説」には、しびれた。 気になった部分を2、3引用し…

「ボルダリング1stブック」(スキージャーナル/小山田大)

→【bk1】/【amazon】 DVDがメインなのでしょうか。そっちは見ていないので判らないのですが、あくまでも「ファーストブック」である、という印象を受けました。 ごくごく基本的な部分をじっくり解説しています。 とくにホールドの持ち方、使い方は、人工壁と…

「全図解レスキューテクニック」(山と溪谷社/堤信夫)

→【bk1】/【amazon】 「全図解クライミングテクニック」の姉妹編ともいえる本。 対象は、クライマーではなく、一般登山者となっているが、ロープの結び方やレスキューの方法などは、クライミングにも十分応用できる。 クライマーと一般登山者の違いは、ギア…

登山技術全書シリーズ(山と溪谷社)

7月に「山岳地形と読図」「山岳気象入門」が発売されたことで、第1期配本(?)は終了。次回配本は、2006年春以降となります。 なにぶん、来年のことなので、著者も内容も変更の可能性がありますが、一応ラインナップを確認しておきます。 (「山岳地形と読…

「山岳地形と読図」(山と溪谷社/平塚晶人)

→【bk1】/【amazon】 登山技術全書シリーズ第8巻 ※私自身が編集などに関わった本の紹介です(文章は書いていません)。 昨日の前置きの続きですが、本題はここからなので、昨日の分を読み飛ばしても、とくに問題はありません。本書を手に取ったら、まずはオ…

「山岳地形と読図」(山と溪谷社/平塚晶人)

→【bk1】/【amazon】 登山技術全書シリーズ第8巻 ※私自身が編集などに関わった本の紹介です。まずは、長い前置きから。学生のとき、ワンゲルに所属して、ヤブ山をメインに活動していた。 ヤブ山とは、地図に登山道のマークがないような場所を、無理やりかき…

「フリークライミング」(山と溪谷社/北山真編)

→【bk1】/【amazon】 ヤマケイテクニカルブック登山技術全書第7巻 著者は、新井裕己、北山真、杉野保。 6月18日付で、本書の間違いについてはお知らせしましたが、 JFAのサイトに訂正後の図版が掲載されましたので、再度リンクしておきます。 メールで正誤表…

「クライマーズ・ボディ」(東京新聞出版局/菊地敏之・前之園多幸)

→【bk1】/【amazon】 クライマーズ・ボディ菊地 敏之 / 前之園 多幸著 小学生から高齢者までが挑むフリークライミング。その達人と、整形外科医が心血を注いで完成させた、すべてのクライマーのためのバイブル。トレーニングとボディケアがこれ一冊で足りる…

「フリークライミング」(山と溪谷社/北山真編)

→【bk1】/【amazon】 ヤマケイテクニカルブック登山技術全書第7巻 著者は、新井裕己、北山真、杉野保。 以前(5/26付)、当サイトで紹介した本書ですが、2箇所重要な間違いがあったようです。 →http://homepage3.nifty.com/jfa_compe/news/news_cont.htm#mis…

「フリークライミング」(山と溪谷社/北山真編)

→【bk1】/【amazon】 ヤマケイテクニカルブック登山技術全書第7巻 著者は、新井裕己、北山真、杉野保。 すべてを熟読したわけではないが、全体的なファーストインプレッションを。 目次 第1章:基本編 第2章:用具編 第3章:技術編 第4章:ムーヴ編 第5章:…

「フリークライミング」(山と溪谷社/北山真編)

ヤマケイテクニカルブック登山技術全書第7巻 書店に並んでました。オンライン書店での取り扱いはまだのようです。 詳細については後日。 同時刊行は、「縦走登山」(登山技術全書第2巻/山田哲哉)です。 一応、表紙が確認できるセブンアンドワイへリンクし…

「登山技術全書」(山と溪谷社)

「山と溪谷」5月号の告知によると、 ヤマケイ・テクニカルブック「登山技術全書」(全12巻) が刊行されるようです。 「ヤマケイ登山学校」の後継シリーズの模様。 ラインナップは以下の通り。 1)ハイキング 2)縦走登山(5月刊行) 3)雪山登山 4)沢登り …

「氷の世界へ チャレンジ!アイスクライミング」(東京新聞出版局/廣川健太郎)

→【bk1】/【amazon】 発売されました。Rock&Snow026には定価2200円となっていますが、2100円でした。 とりあえず以下は、初見の感想です。 こういう形のアイスクライミングの本は、日本初ではないでしょうか。 エリアガイドから、テクニック、海外関連、そ…

「雪崩リスクマネジメント」(山と溪谷社/ブルース・トレンパー著 日本雪崩ネットワーク訳)

→【bk1】/【amazon】 雪山をフィールドとするクライマー、スキーヤー、スノーボーダーらにとって、雪崩はいやでもつきあわなくてはならないリスクだ。近年、科学的に雪崩をとらえようとする動きが少しずつ広がり、幾冊かの専門書も刊行されるようになって、…

「続 生と死の分岐点」(山と溪谷社/ピット・シューベルト)

→【bk1】/【amazon】 ・2004年6月出版 なるほど、と思った部分を列挙(詳細は本書を参考のこと)。 ・ロープは意外に丈夫。アイゼンや靴で踏んだくらいでは強度は落ちない。数年使い古したロープでも、表皮がめくれていても、すぐ切れる、ということはない。…

「続 生と死の分岐点」(山と溪谷社 ピッツ・シューベルト)

・もともと4月下旬発売予定でしたが、5月も発売されず、山と溪谷のサイトの予告では6月になっていますが……。 ・期待して待っているんですけどね。 →山と溪谷社

「続 生と死の分岐点」(山と溪谷社・ピッツ・シューベルト)

・4月下旬発売予定でしたが、5月中旬に延びたようです。 →イーエスブックス →山と溪谷社

「全図解クライミングテクニック」(山と溪谷社・堤信夫)

→【bk1】/【amazon】 ・現物を確認したわけではないですが、発売された模様。 「山と溪谷」の雑誌広告によると、 『「山と溪谷」誌で連載され、わかりやすいと好評だった「クライマーのための安全技術講座」が単行本になりました。確保器のセット、トップロ…

「全図解クライミングテクニック」(山と溪谷社・堤信夫)

・4月下旬発売予定 ・ブッククリップ(googleのキャッシュ)によると、 『「山と溪谷」で連載されて好評だった、クライミング技術講座をまとめた贅沢な1冊。 クライミングの基本中の基本ほか、一点ずつイラストで説明している。』 とのことです。 →山と溪谷社

「続 生と死の分岐点」(山と溪谷社・ピッツ・シューベルト)

・4月下旬発売予定 ・ブッククリップ(googleのキャッシュ)によると、 『「生と死の分岐点」の続刊。今回のテーマは安全技術に関する研究成果を中心に紹介。 幅広い登山層を対象にした構成。』 とのことです。 ・イーエスブックスでは、予約も受付中。 →山…