2006-01-01から1年間の記事一覧

「イカロスの山」(講談社/塀内夏子)

9月22日、第4巻発売予定。 意外にしぶとく続いています。人が次々死んでいくという派手さ加減が、人気なのでしょうか?よく判りません。 個人的には、同時期発売の「とりぱん」のほうが気になったりしますが。(こっちはクライミングとは全く関係なく、「身…

「クライム」(角川春樹事務所/樋口明雄)

本日発売予定でしたが、8月1日に延期になった模様。 昼休みに本屋を駆け回ったのになあ…。 →樋口明雄の『晴耕雨書』: 〈クライム〉発売日遅延のお知らせ

「駐在刑事」(講談社/笹本稜平)

「小説現代」で連載されていた「奥多摩駐在物語」シリーズがついに単行本化。 とばしとばしでしか読んでいないので、ここでまとめてちゃんと読みたいところです。 7月27日発売予定。 以下は、講談社メールマガジンからの転載。 スケールの大きい謀略小説など…

「DIME 2006年7月4日号」(小学館)

発売から1週間も経っているので、いまさらな感は否めませんが…。 「閃きの人」というインタビューコーナーで山野井泰史が取りあげられています。 「頭脳派ビジネスマン養成講座」「達人たちの発想法」がテーマのシリーズらしく、今回は主にクライミング中の…

「サバイバル登山家」(みすず書房/服部文祥)

→【bk1】/【amazon】 (山歩きではない)個人の登山記録が一冊の本として出版されるのはずいぶん久しぶりな感じがする。「欣ちゃんの山一辺倒」(山森欣一)、「絶対に死なない」(加藤幸彦)があって、その前は「垂直の記憶」(山野井泰史)になるのだろう…

「レスキューウイングス」(メディアファクトリー/トミイ大塚)

→【bk1】/【amazon】 航空自衛隊救難隊を舞台にした漫画。 ここまで山関係のレスキューシーンはありませんでしたが、第10話(RESCUE10)「雪雲の中」から雪山遭難救助の話に入りました。第2巻に収録されているのは第11話「雪山」までで、このエピソードはま…

「イカロスの山(第3巻)」(講談社/塀内夏子)

→【bk1】/【amazon】 2ヶ月連続刊行の第3巻。 連続刊行の真意は深読みしすぎだったようです。 この巻で完結することはありませんでした。 前半部はまだドロドロの人間ドラマを引きずってますが、未踏峰へのアタックが始まる後半からは、ようやく面白くなって…

「クライム」(角川春樹事務所/樋口明雄)

7月25日に発売が決定した模様。 長編山岳冒険小説、いよいよですね。楽しみです。 →これからでる本 - 株式会社 角川春樹事務所

「クライマーズ・ハイ」(文春文庫/横山秀夫)

→【bk1】/【amazon】 文庫版を読み終わりました。 「単なる『文庫落ち』にならぬよう、時間の許す限り手を入れて出すつもり」 と言っていたわりに、ほとんど変わってませんでした。 細かく見れば、言い回しの変更など字句の修正はありましたが、『マークスの…

「イカロスの山」(講談社/塀内夏子)

→【bk1】/【amazon】 今週の「モーニング」に「おわび」が出ていました。 「第2巻第1刷におきまして、編集部の手違いにより、一部原稿に誤りがありました。作者の塀内夏子氏が本誌掲載時の原稿に加筆、修正を加えられましたが、修正前の状態のまま、刊行され…

「川に死体のある風景」(東京創元社/アンソロジー)

→【bk1】/【amazon】 作家六人による連作アンソロジーですが、その中に 「捜索者」(大倉崇裕) が含まれています。 以前、「ミステリーズ!」vol.9に掲載されたときの感想は、こちらから。 雑誌掲載原稿と比べて、細かい部分で修正が入っています。 ・ザッ…

「最新アルパインクライミング」(東京新聞出版局/菊地敏之)

→【bk1】/【amazon】 4年前に出版された『最新クライミング技術』の続編。 前著は技術がメインだったが、今回は技術よりもむしろ理論を主としているように感じられた。 とくに「アルパインクライミング概説」には、しびれた。 気になった部分を2、3引用し…

「情熱大陸」(TBS系列)

TV

6月11日(日)23:00-23:30 山野井泰史 2002年9月22日以来、2度目の登場です。 ぜんぶチェックしているわけではないのですが、この番組に2度も出るのは珍しいのではないでしょうか? 前回は見応えがあったので、今度も期待しています。 4年間のリハビリを経て…

「イカロスの山(第2巻)」(講談社/塀内夏子)

→【bk1】/【amazon】第2巻が発売されました。 帯が、よしもとばななでびっくりしました。なぜ、よしもとばなななのでしょう?山とは関係ないし。 「どうなるかうすうすわかっていてもぐいぐいひきこまれる」 というのは褒め言葉なのか微妙な感じ。 先の展開…

「クライマーズ・ハイ」(文春文庫/横山秀夫)

6月9日文庫化。 「単なる『文庫落ち』にならぬよう、時間の許す限り手を入れて出すつもり」 とかつて言っていたので、単行本で読んでいますが、文庫版も楽しみです。 ドラマ版DVDは、先日発売になりました。 →【amazon】 単行本はこちら →【amazon】

とりたてて取りあげるべきニュースがないこともあって、ほぼ1ヶ月間放置してしまいました。生存確認のためにひとつだけ更新しておきます。

「ボルダリング1stブック」(スキージャーナル/小山田大)

→【bk1】/【amazon】 DVDがメインなのでしょうか。そっちは見ていないので判らないのですが、あくまでも「ファーストブック」である、という印象を受けました。 ごくごく基本的な部分をじっくり解説しています。 とくにホールドの持ち方、使い方は、人工壁と…

「雪崩路(なだれみち)」(三一書房/篠崎博)

→【bk1】/【amazon】 読み終わりました。 クライマックスに入り、登攀描写が濃くなるほど、意味不明度合いも濃くなって、登場人物たちが、何をしたいんだか、何をしてるんだか、さっぱり判らなくなりました。 次々に人が死んでいくのですが、なんの感傷もも…

「雪崩路(なだれみち)」(三一書房/篠崎博)

→【amazon】 氷雪のカラコルムK2に、 霧のアンデス最奥チュルパ峰に 男たちは意志を綴り、 女たちは愛を織る。 シナリオ界の重鎮が書いた山岳小説の傑作! 壮大な山岳叙事詩(タペストリ) 氷塊(セラック)が切り立ち、 クレヴァスが深淵を開く「墳墓の山(…

「イカロスの山」(講談社/塀内夏子)

→【bk1】/【amazon】 第2巻が5月23日発売。 続けて、第3巻が6月23日発売。 この2ヶ月連続発売の意味するところはなんでしょうか。 単純に考えると、3巻で完結、ということになるのですが。 『モーニング』の連載も、紆余曲折ありつつ、いよいよ未踏峰に向け…

「世界ふしぎ発見!」(TBS系列)

TV

5月7日(土)21:00-21:54 ネパールのエベレストトレッキングを取りあげるようです。エベレスト街道からベースキャンプまで行くのでしょうか。詳細不明。 →http://www.tbs.co.jp/f-hakken/

「川に死体のある風景」(東京創元社)

→【amazon】(予約) 5月27日発売予定。 雑誌『ミステリーズ!』に連載された競作ミステリのアンソロジーですが、その中に、大倉崇裕『捜索者』という山岳ミステリが含まれています。 →http://www.tsogen.co.jp/np/detail.do?goods_id=3543

「白き高峰の殺意」(1 2 POCKET NOVELS/森村誠一)

→【amazon】すでに何度か文庫化されていますが、新装版でノベルズになりました。山を舞台にした短編集で、収録されている作品は、『死導標』などとかぶっている部分も多いです。 森村誠一独特の山岳“ドロドロ”ミステリーがお好きな方はどうぞ。人間不信に陥…

「乱歩賞作家 赤の謎」(講談社)

→【amazon】 2004年4月に単行本が発売されたものの文庫化。 乱歩賞作家によるアンソロジーですが、真保裕一『黒部の羆』が収録されています。『黒部の羆』だけが目当てなら、真保裕一の山岳小説集『灰色の北壁』にも収録されているので、こちらの方がおすす…

「BRUTUS 5月1日号」(マガジンハウス)

写真とデザインを見て楽しむ、という感じでしょうか。 個人的には、「山小屋カウブックス100冊コレクション」の本のセレクトが興味深かったです。あと、最終ページ「山と経験」の「マッターホルンに見るスイス観。」とか。 →BRUTUS ONLINE

「ヒマラヤ百高峰」(平凡社/藤田弘基)

→【amazon】 標高7000mを超える氷雪の山々 7000m超級の100の山を立て続けに見せつけてくれます。 圧倒的な迫力で、眺めているだけでおなかいっぱいです。未踏峰も山ほどあるんだろうなと思います。

「叶うことならお百度参り」(文藝春秋/渡辺一枝)

→【amazon】 チベット聖山巡礼行 18年間続けた保母を辞め、念願のチベット行きを果たして19年。聖山巡礼を中心に、人々や風景を温かい眼で描いた紀行エッセイ →文藝春秋

「いま生きているという冒険」(理論社/石川直樹)

→【amazon】 「よりみちパン!セ」シリーズの一冊。 子どもにも判りやすい書き方で、著者のこれまでの人生・冒険・旅が綴られています。やってることの幅が広すぎるので、それぞれについての踏み込みは浅くなってしまいますが、写真も多く、読んでいると、旅…

更新が遅れ気味で、ネタとしては、くさりかけているものもありますが、ご容赦ください。

「冒険の科学-森」(ほるぷ出版/ピーター・D・ライリー)

→【bk1】/【amazon】 もしも森で迷子になったらどうする? 水や食料を手に入れる方法、方位の探しかたなど、生きのびるための方法を紹介。あらゆる環境で生きぬくための科学的知識を紹介し、さらに簡単な実験をもりこんだ科学読み物シリーズ。 子ども向けの…